①輸出しようとする貨物を荷主様の指定する場所でコンテナに積み込み（バンニング）する場合、船積みする船会社指定のCY（コンテナ　ヤード）又はバンプール（Ⅴ/P）から空コンテナをPIC‐UPしバンニングしようとしている場所まで輸送し、バン詰め後船社指定のCYまで輸送する作業。

②荷主様の貨物出荷場所が狭隘でコンテナを留め置きできない場合、トラック等を利用してフォワーダーの倉庫まで輸送し一旦保管する。
船積予定に合わせてCY　CUT日が指定されるのでそれまでにフォワーダーの倉庫でバンニングして指定のCYまでコンテナを輸送する作業。

①輸入通関許可後、船社指定CYから実入りコンテナをPIC‐UPして輸入者指定納品先まで輸送する。
納品先でコンテナから貨物を取り出し（デバニング）終了したら空コンテナを船社指定CY又はバンプール（Ⅴ/Ｐ）まで輸送する作業。

②納品先がコンテナを持ち込めない場合、Free　Time期間までにフォワーダーの倉庫に実入りコンテナを輸送しバン出しし一時保管する。空になったコンテナは船会社指定のCY又はバンプール（Ⅴ/Ｐ）に戻すまでの輸送作業。

空のコンテナを船社指定場所からPIC‐UPしてバンニング又はデバニングする場合、CYまでの往復輸送距離が10キロメートル以下の時はショートドレイという。

輸出にしても輸入にしてもコンテナドレイ作業の原則はコンテナの往復輸送作業であるということ。つまり通常のトラック輸送と比べ往復の走行距離程により運賃が定められる。
コストセーブの観点からみるとコンテナの輸送距離は短い方が良いとされる。